ある日突然、愛犬が震えるようになった!「寒いだけなら服を着せれば良いけど、何かの病気のサインじゃないの?」と心配なった方も多いと思います。今回は愛犬が震える場合に考える病気、震える原因、対処法を徹底解説します。
目次
愛犬が震えるのは病気のサインだった?
震えで考えられる病気を以下でまとめました。
低血糖症で震える
低血糖症の症状で震える事があります。
低血糖症とは血液中の糖分濃度が低下してしまう事によりおこる病気です。特に生後3ヶ月頃までの子犬の時期に多く発生すると言われています。成犬の場合、他の病気の合併症としておきる事が多いです。
ヘルニアが原因で震える
ヘルニアの発症によって引き起こされる痛み耐えるように震えます。足をひきずりながら歩いたり、動かずぐったりしてしまう場合もあります。またヘルニアの場合、普通にしてると平気でも抱っこなどをすると痛がってしまう事もあります。腰などをさすり、痛がるようであれば注意が必要です。
中毒が原因で震える
家庭にある危険な食べ物
- タマネギ、ニンニク
- チョコレート
- ぶどうやレーズン
家庭にある危険なもの/植物
- 保冷剤(エチレングリコ―ル入り)
- 観葉植物(サトイモ科)
- スズラン、アロエ
うちのポメちゃんは以前に保冷剤を食べてしまい悲惨な事になりました。発見が早く一命をとりとめましたが、その時の症状は今でも忘れません。
症状というと目は焦点が合ってなく、フラフラし、あちこちにぶつかり転がってしまいました。抱っこしても体に力が入らなくてずり落ちてしまう状態でした。直ぐに病院に電話して緊急で処置をしてもらい、1週間ほどで退院できたので本当に良かったです。
病院に行く時におこなった重要な事
- 保冷材を袋に入れ、一緒に持って行った
- よく観察し、症状をメモし病院に行った
中毒症の場合、時間が経ちすぎると腎不全になる可能性が高くなります。うちの子は発見が早く上記の準備がありましたので、迅速な対応が出来ました。しかし先生からは人工透析の可能性もありますと言われていたので、内心ドキドキでしたが無事に退院し元気になったので良かったです。
日常的な事が原因で震える
緊張やストレスなどが原因
緊張やストレスが原因で震える事がありますが、愛犬がストレスを感じる原因はさまざまです。
家の引っ越しや、
車でドライブ、
知らない場所に泊まる、
痛みによるストレスなど日常的にストレスがかかる事が多くあります。
例えばうちの子の場合、病院などで注射などをして痛い思いをしたのを覚えていて、車に乗せて病院の方に向かうと鳴きながら震えてしまいます。 その為、なるべく病院を通らないようにして対処しています。
犬によってストレスになる事が異なりますので良く観察して対処することが大切です。
寒さなどが原因
犬は毛で覆われているから寒くても平気そうに見えますが、人間と同じで寒さでブルブルと震える事があります。寒さによって体調を崩す事もあるので注意が必要しましょう。人間は寒ければ服を着れば平気ですが、犬達はそうはいきませんので、
犬の「寒い」という行動・しぐさをいち早く感じ取ってあげる事が大切です。
警戒心や恐怖心が原因
犬は学習能力が高いので、
怖かった出来事・痛かった時の恐怖心などを思い出して震えてしまう場合があります。また、知らない人などが来た時に警戒し震えてしまう事もあるので注意してみてあげましょう。
まとめ
普段元気に走り回ってる愛犬が突然震えだしたら、心配になりますよね。愛犬が震える原因はさまざまですが、安全な場合が多く病気などの可能性も低いです。しかし繰り返し震えたり、元気がない時間が長い、体重の減少、激しく震えたり、意識がはっきりしないなどの症状が現れている場合、何らかの病気が潜んでるケースも考えられますので早めに病院を受診しましょう。